ガガンボ


 

・ウスバガガンボ

成虫で5mm前後

羽化時期は3月から5月


 

・ガガンボ

羽化時期はウスバガガンボと入れ替えに羽化する。




多くの種がありますが、フライフィッシングとしての対象はウスバガガンボ。
3月付近になると中流域でウスバガガンボの羽化が多く始まります。
時期的に他の捕食物が少ないので、魚にとっては格好のターゲットになります。
解禁直後に狙えるドライフライとしてもオススメです。
時間帯は昼くらいから気温が上がりやすい浅瀬がいいでしょう。

生息数が非常に多く、
魚にとって格好の捕食ターゲット。

ガガンボはユスリカと同じ双翅目の仲間。
幼虫の形態はイモムシスタイルで非常にスタイリッシュである。
幼虫から蛹になり成虫となる完全変態をする。
幼虫は粘着性のある粘膜を出し、
石に巣を作って生活し、巣の中で羽化する。
そこから水中で羽化して水面に向かう。
イメージとしてはチョウチョがイモムシから成虫になるのと同じ。

巣は白く平たい繭のよう。
浅瀬や早瀬、平瀬にある大きめの石を好んで巣を作って生活する。
中でも一際大きな石には無数の白い巣があることは珍しくない。
こんなガガンボ住宅は川のアチコチで見つけることが出来る。

ガガンボの生息数は本流や、中流など栄養が豊富な河川で多くなる。

成虫の見た目は完全に蚊そのものだが、
ガガンボに吸血性はない。
メイフライやカディス、ストーンフライは基本的にウイングは4枚になるが、
ガガンボは2枚の大きい羽しか持たない。
足は長い6本の足を持っている。
とても長い足を持っていることから海外では、
「ダディーロングレッグス」(脚長おじさん)と呼ばれている。
釣り人にとっても脚長おじさん的な要素を持っている。

ボディはフックサイズにして14~20くらい。
タイイングの技法によっては、12~でも可能。
カラーはイエローとクリームの中間くらい。

春先、まだ魚の餌が少ない状況では
ガガンボはとても重要な役割である。

ガガンボの個体は小さいが、羽化期が長く年間なんらかの種か羽化しているために、
魚にとっての供給量は想像以上に多くなる。
解禁当初、渓流のフライフィッシングにはガガンボは釣り人にとって、
とても救われる存在となる。

羽化は3月の初旬から始まる地域も多く、
解禁からの1ヶ月間はとても活発なハッチ状況になっている。
解禁当初の羽化は気温が上昇する頃に始まる。
ポイントによっては、もう少し早い時期に始まる。
季節が進むにつれ羽化の時間も早まっていく。
ガガンボは羽化が始まれば時間の経過とともに羽化の量が増えていう。
しかし、短時間に羽化が集中するスーパーハッチは、まず無い。
羽化は、だらだらと続き、開始から2~3時間くらいでピークになる。

水面に多くのアダルトが流下している事を見ることは少ない。
当然だが水面ににいるガガンボが狙われ捕食されている光景はよく見る。
しかし、それ以上の数が水中で捕食されている事は容易に想像できる。
これはカゲロウのように水中羽化する昆虫の宿命であろう。

羽化はあってもライズがない状況・・・。
魚のストマックを調べてみると、
おびただしいガガンボが出てくる事がある。
それは、イマージャーやアダルトの流下が意外と多く、
魚が、こういった個体を水中で捕食しているからであろう。

こうした状況を考えた時にガガンボの釣りには、
ドライフライ意外にも
水面下の状況も考慮すべきだろう。
タイイングに関してはCDCが日本では一般的だが、
海外では、ガガンボ専用のレッグ材がある。
「ダディーレッグ ナチュラル」というマテリアル。
これはCDC以上に本物志向の人には使って欲しい。

カラーはクリーム。
水面下を狙う場合は、パートリッジを2回転くらい回すといい。

ガガンボの羽化が進んでくると、
水面から出ている大きな石の周りに群れてガガンボがいることが多い。
こんなときは、ブルーダンカラーで狙うと効果的。




ユスリカ(ミッジ)


・ユスリカ

非常に種類が多く、世界から約1万種、日本からは約1,000種ほどが記載されている。

水生昆虫の中では1科で擁する種数が最も多いものの一つである。

成虫で0.5mmから10mmまで幅広く存在する。

羽化時期は通年なんらかが現れる。




ユスリカは広く日本に分布し、
上流から下流まで生息している。

ユスリカの種類は数千種もあると言われている(世界中で)

幼虫は細長いイモムシ型で、
サナギになって成虫になる、完全変態。
羽化の方法は水面での羽化。

産卵から羽化までの期間がとても短く、
早い種では1週間で羽化する。
遅い種でも1ヶ月で羽化する。
真冬でも羽化する種類がいる。サナギの状態での期間は、とても短い。

ユスリカは水中でも水上でも周年見ることが出来る。
そんなこんなで、ユスリカは魚にとって日常的な食物になっていることは、
容易に想像できる。

シーズン中ストマックを確認すると、ユスリカのピューパや幼虫がでてくる。

ユスリカのフライフィッシングで大切なのは、ピューパとアダルトがメイン。
フックサイズにして、14~28くらいとサイズの幅が大きい。

ユスリカの場合、一般的に20~24番くらいが多い。
基本カラーは
・チョコレートブラウン
・オリーブ
・グレー
・ブラック
・ダークブルーダン
が定番だろう。

羽化が分からないのに頻繁にライズがあるならば、
ユスリカの可能性が高い。

 

そのほか※地域や状況などにより違いが生じます   
  ユスリカウスバガガンボガガンボトンボ類陸生昆虫 
3月上旬    
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